在宅鍼灸医療を推進するための会開催のお知らせ

お知らせ 講習会情報

公益社団法人 東京都鍼灸師会

            在宅鍼灸医療を推進するための会 松浦 正人

8月11日(日)、今年度第二回目の「在宅鍼灸医療を推進するための会」を開催いたします。

今回は「鍼(擦過鍼)による皮膚刺激による認知症状改善」の実際を吉村春生先生(大阪府鍼灸師会)をお迎えして実技をメインにご紹介します。

吉村先生は現在までに延べ5000名の認知症患者(グループホーム入所中)の在宅鍼灸医療を実践されています。グループホームでの活動方法からその実技まで紹介していただき参加者全員が実技内容を覚えられるような講習を予定しています。

自律神経を介して認知症改善や尿失禁改善を研究されている堀田晴美先生(東京都健康長寿医療センター研究所自律神経機能研究室研究副部長)は皮膚刺激特に四肢への刺激で脳血液循環が改善されることや皮膚への刺激方法は「摩ること」がベストだが「鍼」でも同様な効果があることを研究されています。

超高齢社会に向かっている現代、軽度認知障害(MCI)や認知症は大きな社会問題でありその対策が注目されていることは周知のとおりです。

認知症状を改善する一つの方法を知り、鍼灸師が貢献できる方法を知っておくのは在宅鍼灸を推進するために必要不可欠かと考えます。

また、病気や高齢そのものにより生活上の不具合を生じ介護保険を利用している高齢者は年々増えています。

在宅鍼灸医療を考える時に「介護保険」は欠かせないものとしてもよいでしょう。今回は介護保険の仕組みを学習してその知識を基に在宅鍼灸を推進できるようにと考えています。

現在そして将来のニーズに対応できる情報と知識を習得していきましょう。

 

「在宅鍼灸医療を推進するための会」についての詳細

 日時・・・平成25年8月11日(日)10時~15時(今回は実技習得のため15時まで予定です)

 会場・・・日本鍼灸会館二階講堂

 参加申し込み方法

  必要事項を記載の上、FAXでご連絡ください。

 (第一回の会に参加された方は氏名のみの記入で結構です。   

  記載は楷書でお願いします。メールアドレスは特に明確に記載してください。

 

  以下の内容を記載の上、FAXで申し込みください。

 1・氏名    …

 2・資格    … 鍼  灸  あん摩・マッサージ・指圧(で囲む)

 3・所属支部名 …         支部

 4・住所    …〒

 5・TEL     …

 6・FAX     …

 7・eメール   …        @

なお、今年度この会は東京都鍼灸師会の自由研修会として単位が加算されます。

当日はGKカードを持参お願いいたします。

 

参加申込書送信先   FAX 03-3985-7526