日本学術振興会 平成30年度科学研究費助成事業に係る研究協力のお願い
平素より、当会事業にご協力下さり厚く御礼申し上げます。
この度、別紙の通り、帝京平成大学 ヒューマンケア学部 鍼灸学科 准教授 宮崎彰吾先生から科研費による研究について、対象者の方に対して施術を行う「研究分担はり師」の公募に際し、日鍼会経由で当会に協力の要請が御座いました。理事会にて、協力する方針となりましたので、会員のみなさまにも、ぜひ参加ご協力の程お願い申し上げます。
「研究分担はり師が行うこと」は、概略、次の通りです。また、別紙【応募要件】を参照下さい。
1.研究対象者(患者さん)から電話予約が入ったら、はり施術を含む、施術を行い、通常の料金を頂き、領収書を発行する。
2.施術に関しては、特に、この手技、このツボなどの統一的なことはありません。
3.「研究分担はり師」にエントリーするには、公募のご案内の下にある宮崎先生のアドレスにメールをお送りください。
4.12月中に池袋の帝京平成大学で説明会が予定されているので、そちらに出席下さい。
(どうしても出席難しい場合は、調整も可とのことです)
5.宮崎先生とのやり取りはメールで行うことになりますので、メール送受信が可能(添付ファイルが開ける、文書作成が出来る)な方が対象となります。
「研究分担はり師」となった場合、リストに掲載され、対象者(患者さん)に配付されます。そして、対象者が施術所を選択することになります。このため、必ずしも施術を行うことにはなりませんので、この点、ご承知おき頂きたくお願い致します。
また、「研究分担はり師」した場合、当会会員はその旨を東鍼会事務局まで、メールにてご一報をお願い致します。非会員の方は直接宮崎彰吾先生にメールください.
東鍼会事務局 info@harikyu-tokyo.or.jp
宮崎彰吾先生e-mail s.miyazaki@thu.ac.jp
多施設共同研究の「研究分担はり師」公募のご案内
帝 京 平 成 大 学
ヒューマンケア学部 鍼灸学科 准教授 宮崎彰吾
「休暇を取るほどでもないが、なんとなく調子が悪い、いまひとつ仕事がはかどらない」
という労働者の状況(プレゼンティーイズム)が生産性を低下させ、企業に多額の損失を与 えていることが 2000 年代に入ってから指摘され始めました。その原因のうち、多くの労働者
が抱える様々な症状(例:肩こり、腰痛、等)による損失総額は、病気による欠勤や、治療 費をはるかに上回っていることが判明しました。
本研究では、日本学術振興会の平成 30 年度科学研究費助成事業から供与された研究費(日 本学術振興会 平成 30 年度科学研究費助成事業 基盤研究(C) 課題番号18K09982)を得
て、こうした状況に対する包括的な産業衛生管理・健康経営の対策として、はり治療を含む
施術費用に対する助成が有用であることを検証し、国民の健康保持・増進に寄与することを 明らかにしたいと考えております。
つきましては、肩こりや腰痛など、なんらかの不健康な状態によって、「休暇を取るほどでもな
いが、なんとなく調子が悪い、いまひとつ仕事がはかどらない」と自覚している対象者に対して、
はり治療を含む施術を行っていただく「研究分担はり師」を公募致しますので、下記の応募要件 を満たし、興味関心のある方は、自由意志に基づき、ぜひご応募くださいますようお願いします。
【応募要件】
(1) 「はり師」の資格を有している。
(2) 研究代表者あるいは分担者より説明を受けた研究計画に沿って施術、評価ができる。
(3) 開設届を届け出ており、賠償責任保険に加入している施術所において、はり治療を含む施術 を行うことができる(万一、はり治療を含む施術によって、対象者に健康被害が生じた場合 には、研究代表者及び研究分担者は一切の責任を負わないものとし、はり治療を含む施術を
行ったはり師に健康被害に対する補償の請求をしていただくことにご同意いただきます)。
(4) 「研究分担はり師」として本研究に協力(対象者が受療を希望した回数分の施術及び評価)
することについて、業務に従事する施術所の開設者(又は管理者)の同意を得られる。
【応募方法】
まずは、お名前・施術所名・連絡先(E メールアドレス)を記載し、研究代表者(宮崎彰吾) 宛に E メール( s.miyazaki@thu.ac.jp )をお送りください(一次締切:2018 年 12 月末)。 2, 3 日中に施術者情報をご登録いただく URL を掲載した E メールを返信します。