平成26年4月28日開催された、第100回社会保障審議会介護給付費分科会の資料の中、『医療・介護サービスの提供体制改革後の姿(サービス提供体制から)』の地域包括ケアシステムの図の中に『はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師』が明記されました。
ここからは鍼灸師自身の行動力が必要です。
自分たちが直接、市区町村の地域包括支援センターに働きかけねば進みません。
そこで東京都鍼灸師会の各支部長先生に積極的な活動をお願いします。
☆『医療・介護サービスの提供体制改革後の姿(サービス提供体制から)』PDF資料参照
①この地域包括ケアシステムの図を持って、各市区町村の老人保健課を訪問して下さい。
②各支部長は市区町村の委員会に参加協力していくことをお伝え下さい。
その後、各地区の責任者が関係する各市区町村ならびに地域包括支援センターを訪問し、参加協力していくこと、
そして『地域ケア会議』に参加協力することをお伝え下さい。
③訪問した各市区町村あるいは地域包括支援センターから『地域ケア会議』参加の連絡がありましたら必ず参加して下さい。
④『地域ケア会議』に参加することで、平成27年度から全国で始まる地域包括ケアシステムのメンバーとして、行政・医療関係者・介護関係者な どの方々がはり師、きゅう師を認めることになります。
⑤ここで行動しなければ、はり師、きゅう師はこのシステムから外されていくことでしょう。行動しない地区は、今後始まる地域医療に参加できなくなると考えられます。
⑥平成26年6月25日、日本鍼灸師会会長仲野会長と東京都鍼灸師会髙田会長が厚労省老健局老人保健課課長を訪問し、はり師、きゅう師明記のあいさつに行きました。
『市区町村によって温度差はあるかもしれませんが、ぜひこのシステムに参加して、あらゆる職業の方々と皆さんで地域を支えて行って下さい』とのことでした。
☆ 支部長、支部役員の先生方のご協力を切にお願い申し上げます。
地域包括ケアシステムの図