低周波鍼通電療法
応用講座「内閉鎖筋パルス」
本年度も筑波大学の濱田淳先生を講師にお迎えし、低周波鍼通電療法について段階的に学べる連続講座を開催します。
東京都鍼灸師会では、2021年度都委託講習会において「慢性疼痛に対する鍼療法の適用と課題~骨盤部の場合~」という演題で濱田先生にWEBでご講義いただきました。講座は多くの反響をいただき、ご教示いただいた技術を少しでも多くの方の臨床に活用していただきたいと、翌年2022年から濱田先生のご指導の下、パルス機を使用した実技講習会を実施しております。
実技に重点を置いた少人数制(20人)の講座です。直接、濱田先生から実技の指導を受けることができるほか、助手の先生による指導補助があります。
機器はカナケンのラスパーエースを使用します。
【内容】
【応用講座】
慢性骨盤部痛症候群の治療法の講義と「内閉鎖筋パルス」の実技指導の講座です。
なお、応用講座は鍼師資格のない方はお申込みいただけません。ご了承ください。
★再受講割引★
昨年の応用講座を受講し、応用講座を再受講する方は、受講料を1,000円割引いたします。申込時の備考欄に必ず、再受講と明記してください。
【講師】
濱田 淳(はまだ じゅん)先生
【プロフィール】
所属 / 国立大学法人筑波大学人間系講師(理療科教員養成施設専任教員)
専門 / 泌尿生殖器系疾患に対する鍼療法
【講師からのご案内】
8月に実施した基礎講座では、応用講座に向けて、長鍼(3寸)に慣れていただくことを目標にしました。長鍼を使った筋パルスということで、中殿筋を対象としました。中殿筋パルスは安全性が高く、股関節の痛みや重だるさに対する治療部位となるので、かねてより入門時に対象としている部位です。
11月は、応用講座として「内閉鎖筋パルス」をおこないます。これは、そもそも、慢性骨盤部痛症候群(かつての慢性前立腺炎)という男性の疾患に対しての治療法として開発したものです。ですが、内閉鎖筋は、股関節外旋六筋の主力ですから、男性の疾患のみならず、中殿筋と同様に、股関節の症状全般にも有用だと考えます。最近、理学療法ジャーナルで「骨盤底機能障害と運動器障害の連関」(58巻3号)という特集が組まれました。これを読みますと、内閉鎖筋-股関節運動と骨盤底機能-排尿機能等が従来考えられていた以上に関連していることが分かります。いよいよ、「時は今」になったかなと思います。
【日時】
応用講座
「内閉鎖筋パルス」
2024年11月24日(日) 13:30~16:30(開場13:00)
【会場】
東京都医療福祉専門学校 実技室
東京都中央区八丁堀1-11-11
【開催方法】
対面講義・実技指導
※録画アーカイブはありません。
※応用講座は実技で臀部への刺鍼をおこないます。部位を出せる服装でご参加ください。
※ペアで実技をおこないます。ご友人とペアでの申込みの場合、配慮いたしますので、申込備考欄にその旨記入してください。
※実技室にタオルがありません。各自必ず大判タオルをご持参ください。
【申込期限】
定員に達し次第、受付終了とさせていただきますのでご了承ください
応用講座
申込み期間:2024年8月22日(木)~11月20日(水)期限
【定員】
各回とも 先着20名
【受講料】
東京都鍼灸師会会員 5,000円
日本鍼灸師会会員・準会員 6,000円
一般鍼灸師 8,000円
※お申込み時のご注意
お申込み後7日以内に指定の口座へ参加費をお振込みください。また、参加費をお振込み後のキャンセルはお受けできませんのでご注意ください。やむを得ず出席できなくなった場合、代理出席をお受けいたしますので、必ずご連絡ください。
【申込方法】
お申込みはこちら(申し込みフォームが開きます)からお願いします。
※申し込みを受け付けますと、入金方法などの案内が自動返信されます。数分待っても返信がない場合は、お手数ですが、事務局あてにご連絡くださいますようお願いいたします。
※自動返信メールが「ゴミ箱」に入っている場合がございます。メールが届かない場合は一度「ゴミ箱」をご確認ください。
問合せ:公益社団法人 東京都鍼灸師会
電 話:03-3985-7501 (平日9:00~17:00)
(メール:地域医療連携講座担当 itaku-lecture@harikyu-tokyo.or.jp)